先週行われましたEmpowerment Programが終了しました。
3年生の皆さんにとっては修学旅行以来のスピーキングとなった生徒もいたのではないかと思います。
今までの自分のための学びからより社会で通用する人材となるべくする学びへの
学習の転換期での一助となったのではないでしょうか。
29日には、寂しくもあり皆さんの今後の活躍が楽しみな卒業式です。
元気な顔で会えるのが楽しみです。
進路指導部長 畑中先生よりのコメントです。
上宮のエンパワーメントプログラムは、連携・指定校制推薦入試に合格した生徒に参加してもらう、
本校独自の「大学入学前教育」のプログラムのひとつです。
生徒たちが4名から6名のグループとなり、そこへ1人ずつのリーダーが入ります。
リーダーは東京大学や慶應義塾大学など、日本の難関大学に留学している外国人留学生で、大半が大学院で研究をしている学生さんでした。
今回は世界18カ国から述べ24人の国際学生が来校しました。
国籍・民族・宗教なども異なる国際学生と上宮の生徒たちが英語で交流する様はまさに「グローバル」な光景でした。
プログラム中も共通言語は「英語」です。
アクティブラーニング型のグループワークを主体に、3日間(1日6時間)のプログラムが進みます。
生徒たちは「グローバリゼーション」「AIはどこまで進んでいるか」「どのような大学生活を送りたいか」
「自分の強みを活かして、いかに社会に貢献できるか」「幸せな人生とはどういうものか」等のテーマについて、英語で意見交換しました。
最終日には「高校卒業後の自分のキャリアプラン」について、一人ひとりが全員の前で英語プレゼンテーションを行いました。
途中、組担任の先生方も心配そうに自クラスの生徒の様子を伺いに来ていましたが、
三日間のプログラムをやり切って、各リーダーから終了証をもらう生徒たちの顔は達成感に溢れていました。
「しんどかったけど、楽しかった」という女子生徒の感想がみんなの意見を象徴していると思いました。